院長挨拶
この地に開院して10年が経ちました。10年ひと昔と言いますが、開院当時まだベビーカーに乗っていた赤ちゃんが、小学生をすぎて、やがて中学生になろうという年齢です。そういった、子供たちの成長とともにクリニックも成長してきたと思います。開院当時のことを考えると感慨深いものがあります。
『あいはらクリニック皮フ科形成外科』は、当時、健ナビメディカルモールの6番目のクリニックとして開院しました。多くの方々に支えられ、二年後には『医療法人 健希会』として法人化しました。医療の質の向上と、より地域に密着した医療の提供を現在も目指しています。
私は医師の家庭に生まれ育ち、私で3代目となります。兄弟、親戚も医師が多く、最新医療を勉強することの重要性を常々感じます。その一方で、子供のころから祖父、父の姿を通じて、患者さんを真剣に治療している医師に触れ合う機会が多かったように思います。昔は、医療機器も今ほど進歩しておりませんから、医師も体力勝負で、全身全霊で患者さんを救っている姿を横目で見ていました。当時、自宅には入院施設がありました。患者さんが、元気になって帰宅される姿を見たとき、子供ながらに、感動し素直に嬉しかったものです。
現在も、患者さんに「この治療は終わりです。」と告げ、笑顔で帰られる姿を見る時は、その頃と同じ思いです。
近隣の開業医の先生方、済生会東部病院などの大病院の先生方からも多くの患者さんの紹介をしていただき、手術件数も多くなり、充実した診療を行っております。医師の皆さまからも、これまで以上に厚い信頼をいただけるよう、最新医学の勉強等を行い、これまで通りコツコツと努力を続けてまいりたいと思っています。
私は開院前、大学病院および済生会平塚病院にて、皮膚科・形成外科的な治療を23年間にわたり手がけてまいりました。開院後も、それまでの経験を生かして、皆さまの皮膚の的確な治療、傷あとの目立たない治療を行ってまいりました。
特に、炭酸ガスレーザーによる小腫瘍手術は、それまでの実績もあり得意としている手術でしたので、開院後もこれを得意として多くの手術を行ってまいりました。
今後も、丁寧な診察とわかりやすい説明を心がけて、地道に密着した医療を目指して、努力していきたいと思います。
院長・医学博士 相原英雄
略歴
- ●東海大学医学部卒業
- ●東海大学病院形成外科医局入局
- ●東海大学病院助手
- ●東海大学医学部大学院卒業(レーザー研究にて)
- ●済生会平塚病院皮膚科・形成外科医長および医局長
- ●東海大学医学部医学科非常勤講師
資格
- ●医学博士
- ●日本形成外科学会 形成外科専門医
- ●日本形成外科学会 皮膚腫瘍外科分野指導医
所属学会
- ●日本形成外科学会
- ●日本皮膚科学会
- ●日本美容皮膚科学会
- ●日本皮膚アレルギー・接触皮膚炎学会
- ●日本臨床皮膚科学会
- ●神奈川県皮膚科医会